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定住率アップにつながるマンション内コミュニティ形成

162 views 2017.4.27
定住率アップにつながるマンション内コミュニティ形成
賃貸物件を運営し、安定した収益を上げ続けるためには、空室率をいかに低く抑えるかがポイントになりますよね。空室率の低下=定住率アップには、設備の充実や立地条件、適正な家賃、築年数などで「住み良さ」を提供する必要があるでしょう。
今回はこれら一般的な対策とともに、居住者同士のコミュニティ形成に注目した方法を紹介します。
目次

1.人を定着させるためには「コミュニティ形成」が欠かせない

2.ICTを使ったコミュニティ形成

3.コミュニティ形成支援サービスを提供する企業も

4.まとめ

1.人を定着させるためには「コミュニティ形成」が欠かせない

会社、家庭、学校、このいずれもがコミュニティ形成の場です。
良好なコミュニティが形成され、そこに居心地の良さを感じていれば、人はそれを維持しようとします。居心地の良いコミュニティに所属することは心を安定させ、孤独感をやわらげたり、ストレス発散の場となったり、様々なメリットがあるからです。このような心理的メリットは、時に家賃や部屋の広さといった物理的なメリットを凌駕するでしょう。

「少し高くて手狭だけど、居心地が良い」と入居者に感じてもらえれば、自然と定住率は上がっていくのです。従来はこのようなコミュニティ形成の場として、町内会や管理組合といった場が活用されてきました。しかし近年は町内会が機能している自治体も減り、生活サイクルのすれ違いから隣人の顔も知らないという入居者も増えています。 つまり誰かが意図的にコミュニティ形成を推進しなければ、良好なコミュニティは生まれにくいのです。

2.ICTを使ったコミュニティ形成

ICTサービスが、コミュニティ形成を助ける動きがあります。
東京都世田谷区を拠点とするイッツ・コミュニケーションズは、これまでケーブルテレビやインターネットプロバイダサービスを提供してきました。また、「インテリジェントホーム」という、IoTを使って空調や電灯が操作可能なサービスも開始しています。2017年5月からは、このインテリジェントホームとSNSの「LINE」を組み合わせ、LINEのトークから解錠や家電の操作が可能になるとのこと。さらにグループトークにも招待できるため、家の施錠状況や帰宅状況などを友人、知人などと共有できます。

あえて他人とセキュリティの情報を共有することで防犯対策となり、見守り機能として活用できるのです。
もし物件オーナーが入居者、大家などを巻き込んだLINEのグループトークを作り、そこにこのインテリジェントホームを導入すれば、 誰がいつ帰宅したのかわかるようになります。

もちろんこれは個人の好みにもよりますが、何のつながりもなかった一棟マンションの住人同士が、「おかえり」とLINE上で声を掛け合うことで、ゆるやかなコミュニティが形成されていくのではないでしょうか。

3.コミュニティ形成支援サービスを提供する企業も

コミュニティ形成支援サービスを提供する企業も
企業単位でマンション内のコミュニティ形成をサポートする動きもあります。

「株式会社つなぐネットコミュニケーションズ」では、居住者交流のきっかけづくりを支援しており、イベント企画、サークル立ち上げ、入居者パーティーなどを通してコミュニティ形成を支援。また、居住者専用ホームページの活用で、各種イベントの通知、アンケートの実施、防災マニュアルの共有なども行っており、これらの情報をいつでもPCやスマートフォンから閲覧可能としています。

実際に住民文化祭や防災イベント(炊き出し)などを通してマンション内の住民同士が交流をはじめ、コミュニティ形成が進んだ事例があるようです。

4.まとめ

このように、ICTをフル活用し、居住者同士のコミュニティ形成を促進するサービスが出現しています。立地や間取り、家賃などと並んで「コミュニティ」自体を物件の強みとして提供できる可能性があるといえるでしょう。

良好なコミュニティ形成は防犯意識の向上や見守りの実施といったメリットもあり、物件の目に見えない「付加価値」を高めてくれるかもしれません。
ゴンロク

ライターゴンロク

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