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不動産はHEMSからIoTへ~付加価値を高めるIoTの最新事例まとめ

56 views 2017.7.18
不動産はHEMSからIoTへ~付加価値を高めるIoTの最新事例まとめ
住まいの価値を高める技術として、かつてはHEMSが注目されていました。しかし電力自由化が実施されてもHEMSはそれほど盛り上がっておらず、時代はむしろIoTへと移り変わっています。今回はHEMSからIoTに移り変わりつつある不動産の付加価値について、事例を交えながらご紹介します。
目次

1.補助金打ち切りと共に下火となったHEMS

2.不動産の付加価値を高めるIoTの最新事例

3.政府も推進する住宅のIoT化

1.補助金打ち切りと共に下火となったHEMS

HEMS(Home Energy Management System)とはもともと、家庭内のエネルギーを見える化し、節電や省エネを推進するための先進的な仕組みとして期待されていました。
電力自由化を機に始まる自由競争を背景に、このHEMSは急拡大するとの見方もありましたが、最近は話題にすらのぼりません。
それもそのはずで、2014年度でいっぱいで補助金が打ち切られてから、HEMSの導入自体が思うように進んでいないというのが現状です。
このHEMSと入れ替わるように登場したのがIoT。スマートロックやスマート内見など、IoTが不動産の付加価値を高める時代がやってきました。
IoTを使ったサービス・デバイスを提供する有望なスタートアップと、不動産業界が繋がりはじめたのです。

2.不動産の付加価値を高めるIoTの最新事例

不動産の付加価値を高めるIoTの最新事例
2017年に入り、IoTと不動産が結びつくサービスが次々に登場しています。また、スタートアップ企業だけではなく、業界の大手がIoTの導入に積極的な点もポイントです。

・賃貸住宅を丸ごとIoT化
(株)Robot Homeが賃貸住宅向けに販売するIoTサービス「TATERU kit」は、エアコンの遠隔操作による空調管理、カメラを通した室内監視、水漏れや窓の締め忘れなど、住宅にまつわる細かな「うっかり」「トラブル」を総合的にサポートするIoTサービス。
賃貸経営を行うオーナー向けに、初期費用1室当たり8万円、月額1000円という低価格で販売しています。
今や国内全世帯の3分の1が単身世帯と言われており、特に若い男性と高齢女性の一人暮らしが増えているそうです。※
また、単身世帯は今後も増加する見込みがあることから、単身用の賃貸物件需要が一部で高まりを見せるでしょう。
これに伴い、賃貸物件の維持管理、セキュリティ対策をいかに高め、効率化するかという課題も出てきます。
「TATERU kit」はこれらを解決しつつ、快適性と利便性を高めるソリューションといえそうですね。

※出典:http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS26H7U_W6A021C1EA2000/

・賃貸オーナー向けの内見予約サービス
(株)ファミリーネット・ジャパンは、2017年7月1日よりスマートロックと自社開発の内見予約システムをセットにしたサービスを開始する予定です。
内見希望者がネット上で内見の予約をすると、スマートフォンに時限式の電子キーが届き、管理会社やオーナーを通さずに内見ができる仕組み。 鍵の交換や管理が不要で、電子データが鍵となるスマートロックならではの業務効率化といえるでしょう。
また、このサービスは扉の形状に関わらず設置可能で、鍵穴の加工も必要ありません。数あるIoTサービスの中でも、導入のハードルがかなり低いですね。

・エコキュートとIoTの連動も
オール電化物件では、深夜電力でエコキュートを作動させることが一般的です。しかしこれが集合住宅の全体の深夜電力使用量を増大させてしまう、という問題が発生しています。
大和ハウス工業(株)と(株)ファミリーネット・ジャパンは、この問題に対し、IoTでエコキュートの稼働時間を制御・最適化する仕組みを開発中です。
この仕組みが開発されれば、集合住宅内でエコキュートの使用時間が重複しないよう、自動で稼働時間の分散を行うようになるとのこと。 冒頭で述べたHEMSが下火になる一方で、IoTがHEMSの肩代わりをしているようなサービスともいえますね。
それだけIoTは、不動産と相性が良いということでしょう。

3.政府も推進する住宅のIoT化

2017年6月16日、国土交通省は「平成29年度サステナブル建築物等先導事業(次世代住宅型)」の提案を募集し始めました。※
これはIoTを活用し、省エネ性能基準を満たす住宅の建設工事や調査設計、各種整備用や検証費用などを国が補助するというもの。
住宅の安全性や利便性を高めるにはIoTが必須の時代になっている、といえそうですね。
今後も先進的かつ入居者の利便性向上や、オーナーの業務効率化に役立つサービスが続々と開始されるでしょう。
立地や間取りと同じように、IoTの導入具合が「売り」となる時代が近いのかもしれません。

※出典:http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000736.html
ゴンロク

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