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ユニークな民泊サービス3選 in バケーションレンタルEXPO【民泊オーナー向け/賃貸経営オーナー向け】

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ユニークな民泊サービス3選 in バケーションレンタルEXPO【民泊オーナー向け/賃貸経営オーナー向け】
一般住宅に旅行者を有料で泊める民泊ビジネスは、新経済圏「シェアリングエコノミー」の一分野です。6月9日に民泊新法がようやく成立し、新ビジネスの仕組みづくりが前進しました。5月下旬に開催された、訪日旅行客向けにビジネスをしたい人向けの見本市&セミナーイベント「バケーションレンタルEXPO」では民泊ビジネスに関連するユニークなサービスを展開している出展企業がいくつもありました。今回は民泊ビジネスを始めたい人・始めている向けにぜひ知ってほしい出展企業を3社厳選してお届けします。
目次

1.イベントの概要

2.民泊ビジネスとは

3.不動産投資をより柔軟に

4.民泊利用者を“日本人”に限定

5.訪日外国人の旅行を快適に!

6.まとめ

1.イベントの概要

(株)オックスコンサルティング主催「バケーションレンタルEXPO」は、訪日旅行客向けのビジネスやサービス、ノウハウを紹介する見本市&セミナーイベントです。2017年5月が初開催でしたが、すでに来年3月に2回目の開催を東京国際フォーラムにて予定しているそうです。

イベント名:バケーションレンタルEXPO
主催社:(株)オックスコンサルティング
日時:2017年5月27日(土)
場所:新宿NSビル
出展企業数:46社54ブース
来場者数:3060名

2.民泊ビジネスとは

近年話題になっている「民泊ビジネス」とは、一般住宅に旅行客を有料で泊められる新しい宿泊ビジネスを指します。アパートを転貸して旅行客に貸す一般人から、所有物件を民泊として貸し出すオーナー、一企業が民泊用のホテル(賃貸住宅としても利用可)を建設するなど参入事業者はここ数年増えています。

3.不動産投資をより柔軟に

不動産投資をより柔軟に
賃貸経営といえば「住む」、民泊といえば「泊まる」ニーズを汲みとるものですが、「住む」「泊まる」という概念に捉われずに、「もっと柔軟に部屋を貸し出して、色々なニーズをくみ取ろうよ」と提案する投資家向けサービスがありました。

 そのサービスとは、昨年8月に設立したITベンチャー・matsuri technologies(株)(以下、マツリテクノロジーズ・東京都渋谷区)が開発したウェブサイト「nimomin(にもみん)」です。

 「にもみん」とは、複数の不動産投資を一元管理できるツールのことで、そこに自分の物件を登録すれば、賃貸住宅としての貸し出し、民泊としての貸し出し、貸会議室としての貸し出しなど色々な用途に合わせた貸し出し方ができる、不動産オーナー向けの新しいプラットフォームです。

 このサービスのメリットは、賃貸収入の最大化と、空室というリスク分散が可能になる点です。

 例えば、民泊物件としてAirbnbなどの仲介サイトで貸し出しても、来年新たに施行予定の「民泊新法」では、年間の宿泊日数を180日以内に抑えなければいけないという規制が課されています。それでは年間に上げられる収入に限界が生じてしまいます。そうでなくとも、民泊物件は近年ものすごいペースで供給されており、すでに大阪市内の一部地域では過当競争に陥り、宿泊費の引き下げ合戦が繰り広げられています。ひとつの選択肢だけで、利回りを上げることが難しくなっている現状があります。

そのとき貸し出し方の選択肢が多ければ、「民泊の閑散期には、民泊を辞めて、その間はマンスリー物件に仕様を変えてサラリーマンに貸し出しそう」という柔軟な判断ができるようになります。空室期間が短くなればなるほど、収入が増え、その分利回りを上げることができます。これが「にもみん」の最大のメリットです。

 具体的な仕組みとしては、民泊仲介サイトやマンスリー物件の仲介サイトなどの物件登録データを抽出し、「にもみん」というプラットフォームに一元化します。不動産オーナーはそれを見て、情報共有したり、予約状況を一元的に管理します。その物件を利用するエンドユーザーの集客は、あくまでも「にもみん」と提携している各仲介サイトから集客することになります。

 「にもみん」のサービスはまだ実験段階で、公開しているのはβ版。登録している仲介サイトは10サイト、物件掲載数も50前後にとどまります。

 野心は大きいです。同社の吉田圭汰CEOは「最終的には、レインズのような、すべての事業者が使えるプラットフォームにしていきたい」と意気込みました。レインズとは、不動産事業者だけで物件情報をシェアできる公共サービスを指すのですが、あくまでもその情報は、「賃貸」「売買」分野のみです。そこに「民泊」「マンスリー」「貸会議室」「シェアハウス」としての用途を足してもっと大規模なものにしていこうというところに、同社の志の高さが見てうかがえます。本当に不動産投資で成功をしたいなら、今のうちから目をつけておくのも一考かもしれません。

4.民泊利用者を“日本人”に限定

民泊利用者を“日本人”に限定
民泊を利用する人といえば、普通、訪日外国人客がメインになるかと思われますが、安さゆえに日本人ビジネスマンの出張ニーズの受け皿になっている側面もあります。

 そのニーズに目をつけたのが、民泊ウェブサービス「TRIPBIZ(トリップビズ)」。民泊物件の仲介サイトであり、利用ターゲットを出張目的の日本人ビジネスマンに絞っているところが、他のサイトと異なります。運営元はITベンチャーのダイバージェント(株)です。

 同サービスは今年3月にプレオープンしたばかりで、まだ実験段階です。試行錯誤を繰り返しながら、専用アプリを開発しており、近日中にグランドオープンを目指しています。まだ普及していませんが、そのビジネスの発想は、民泊投資を手掛けるどの投資家にも参考になるものです。

 そもそもなぜ同社は、集客のターゲットを日本人ビジネスマンに絞ったのでしょうか。同社の田中修治社長はこう説明しました。

 「外国人旅行客は、文化の違いからとにかく日本のマナーを知らない、もしくは馴染めない傾向が強く、周辺トラブルにも見舞われやすい。民泊を運営する上で、そうしたリスクを排除できないか考えてきました」(田中社長)

 マナーの悪さとは、つまるところ、ハウスルールを守ってくれないということ。例えば、「ワインをこぼされて絨毯を汚された」「乳幼児連れ込みNGでも連れ込んでくる」「室内でタバコを吸われる」などです。

 逆に、宿泊施設のマナーに理解のある出張目的の日本人ビジネスマンであれば、上記のようなトラブルは避けられます。同サイトを利用するビジネスマンは、在籍している会社名と部署名を登録し、サイトの審査に通過しなければ、利用できません。そのため、トラブルが起きれば所属先に苦情を入れることができるため、リスク対策にもなりますし、それが利用者へのけん制にもなります。

 また、繰り返し同じ地域に訪れる可能性が高い、出張目的の会社員に的を絞るということは、リピート需要も獲得できます。逆に旅行者には、リピート需要はあまり期待できません。同じ旅行者が再度同じ場所へ旅行し、同じ物件へ寝泊まりすることは考えにくいからです。

 同サイトに登録された物件数は4000室程度。こちらも将来大きくなりそうな有望サービスです。

5.訪日外国人の旅行を快適に!

訪日外国人の旅行を快適に!
最後に紹介するのは、民泊ビジネスに直接のつながりはありませんが、民泊と一緒に提供すれば訪日旅行客の満足度を上げられるユニークサービスなので取り上げてみます。

 それは、訪日旅行客や出張中のサラリーマンが忙しく引きずっているスーツケース。あれを路面の店舗に数百円で預けられるサービスです。そして預かりに協力した店舗は、1回の預かりにつき数百円の小遣いが入ってきます。

 このサービスは、ITベンチャー企業のecbo(株)(エクボ・東京都渋谷区)が今年初めにプレオープンした「エクボクローク」というマッチングサービスです。

 このサービスの面白いところは、スーツケースなどの大型の荷物を預けられる駅前のコインロッカーが不足しているところに着目した点です。同社の工藤慎一CEOは「コインロッカーが見つからなくて、40分も周辺を探し回っている外国人もいた」と話していました。昨年8月に着想を得てから、矢継ぎ早にサービス化に着手したそうです。

 同サービスは民泊仲介サイトを通して利用者へ周知されます。今の段階で使える場所は東京・大阪・京都と訪日外国人に人気の主要スポットに限定されていますが、6月末には福岡でも対応。現在(6月18日時点)で約400店舗が登録しています。登録しているのは、CD・DVDレンタル店の「TSUTAYA」など有名どころばかり。すでに1日1万円のペースで収入を得ているお店もあるそうです。

6.まとめ

民泊ビジネスに火が点いた2015年から早2年。当時のサービスといえば、「民泊代行サービス」「清掃サービス」「家具・家電レンタルサービス」くらいでしたが、今ではその隙間を埋めるきめ細かいITサービスも、粛々と影響力を広げ始めています。

民泊ビジネスはアパートを所有していなくても、転貸(自分で借りた部屋を旅行客に貸し出すこと。オーナーの許可を得る必要あり)でも出来る敷居の低い不動産ビジネスです。

近い将来民泊投資に手を出そうと思っている方は、今回紹介したようなユニークなサービスが沢山あるんだということを覚えておくといいかもしれません。選択肢を増やして、柔軟に民泊ビジネスについて考えてみましょう。
バケーションレンタルEXPO
川端 彰

ライター川端 彰

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