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金利はこれから上がるのか?個人の不動産投資から見るマイナス金利の現状

401 views 2016.5.26

ローンの金利とマイナス金利の作用

電卓をもつビジネスマン

不動産投資を考える場合、ローンを組むことになるでしょう。

その時に金利の問題を重視して考えることでしょう。

日本の金利の状況ということを考えると、2016年1月末には、日本金融史上初のマイナス金利を導入しています。

金利がマイナスということは、どういうことだと思う人もいるでしょう。

不動産投資としてローンを活用する以上、マイナス金利がどんな作用をするのかを知らなければいけません。

 

基本として、こうした施策は日本企業や国民のために行われています。

少しでも経済が活性化するように導入されるものだということは理解しておかなければいけないでしょう。

ただし、これが上手くいくかどうかということとは別問題であるということが問題となるだけです。

 

全然変わらなかった短プラ

Finance Accounting Banking Economy Money Concept

国債や長期金利に関していえば、マイナス金利導入で低下しました。

これだけでも、一定の効果が上がっていることは間違いありません。

ですが、恩恵を受けたのは大手企業中心ばかりであるということにも注目する必要があるでしょう。

 

背景にあるのが、短期プライムレートと呼ばれるものです。

短プラと呼ばれたりしますが、1年未満の短期の企業向け融資等に使われるレートになります。

信用度に何の問題もなく、貸付するのに最適な場合に使われる金利で、最優遇貸出金利ともいわれるものです。

この短プラは、各行が自主的に決めています。

最頻値・最高値・最低値といった情報は、日銀が毎月発表しているので参考にしてみるといいでしょう。

 

実際の情報を見てみると、長期プライムレートはいきなり下がりました。

ところが、短プラは全然変わらなかったのです。

 

今後の影響は

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短プラに連動しているローンを見てみると、最も知られているのが住宅ローンの変動金利でしょう。

この変動金利型は、基準金利と優遇幅の二つで決定されることになります。

基準金利に関していえば、短プラに連動しているものがほとんどです。

マイナス金利が導入されたとしても、変動金利型の住宅ローンの金利はほぼ下がりませんでした。

 

教育ローンや自動車ローンといった目的型の融資も短プラ連動が大半であることから、個人というレベルにはマイナス金利導入の恩恵はほとんど届かないといえるのです。

中小企業融資に関しても短プラ連動が多く、やはり恩恵を受けにくい構図といえます。

 

固定金利型はマイナス金利の影響で下がってきましたが、それもつかの間で上昇しつつあります。

銀行側としても、マイナス金利となった負担をどこかに求めなければいけないからです。

こうしたことからも、マイナス金利の恩恵は個人にも不動産投資家にも影響のないものであるといえるでしょう。

 

ですが、なぜ短プラは下がらないのかということが疑問として残るはずです。

日銀がマイナス金利を導入した時には、だれもが短プラも連動して下がるものだと考えていました。

理論的に考えても、長プラ同様に下がっていくと考えることができるからです。

 

実際問題として、短プラを下げるということは銀行の利益が少なくなるでしょう。

現在住宅ローンの固定金利が上昇しつつあることと同じですが、利益が少なくなった銀行の収益性悪化から、これ以上下がることがなくなっているのです。

どこか一行でも下げれば連動する可能性もありましたが、結果として起こりませんでした。

それだけ、現在の銀行の経営は危機的な状況に近づいているといえるのです。

 

つまり、今後はマイナス金利であっても金利は上昇していくことが予想されるといえます。

特に個人レベルであり不動産投資ということを考えると、これから先の金利上昇ということを念頭に入れて、アパートローンの借り入れも考えていかなければいけないといえるでしょう。

 

米田 幸平

ライター米田 幸平

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