不動産投資と暮らしの情報サイト

広がりを見せるVR内見サービス。不動産投資にどう影響する?

213 views 2016.12.14
広がりを見せるVR内見サービス。不動産投資にどう影響する?
「VR」と聞けばゲームを思い浮かべる方も多いでしょうが、不動産業界においても大いに関係があります。

2016年11月11日、オープンランウェイズがVR内見システム「3D オープンハウス」をリリースしました。また、その第一弾の導入として、大手ハウスメーカーであるセキスイハイムが、戸建分譲物件で3D オープンハウスの利用を開始しました。
セキスイハイムが、一部物件でVR内見サービスを開始したということです。

このように、今後ますます浸透していくことが予想されるVR内見サービス。本記事ではVR内見サービスが不動産投資にどう影響するのかを探っていきます。
目次

1. 2016年は「VR元年」

2. VR内見サービスとは?

3. VR内見は不動産投資にどう影響する?

1. 2016年は「VR元年」

 2016年は「VR元年」
まずVRについて簡単に説明します。

VRとは、Virtual Reality(バーチャルリアリティ)の略で、「仮想現実」や「人工現実感」と訳されます。コンピューターで作り出された仮想世界を、まるで現実世界のように体感することのできる技術のことです。具体的には、HMDやVRゴーグルなどと呼ばれるVR機器を頭部に装着することで、仮想世界を現実のように体感することができます。

2016年はVR元年とも呼ばれています。
元年といっても、VR技術が生まれた年という意味ではありません(VRの歴史は1968年までさかのぼることになります)。VR普及の幕開けになる年というニュアンスです。

たとえば、2016年9月15日より開催された「東京ゲームショウ2016」では、新設されたVRコーナーが大きな注目を集めたこともあり、総来場者数は歴代最多の27万1224人を記録しました。
また、2016年10月13日には、ソニーが「PlayStation VR」を発売し、各販売店では買い求める人たちが長蛇の列を作りました。

VRの広がりはゲームの分野だけではありません。 医療、自動車、映画、ライブ、スポーツ、広告、教育など、さまざまな分野で活用され始めています。
投資銀行ゴールドマン・サックスのヘザー・ベリー二氏は、2016年2月に、「VR・ARの市場規模は2025年までに800億ドルになる」と予測しています。 約800億ドル、これは現在のデスクトップPC市場に匹敵する市場規模です。

そして、不動産という分野においても、VRは大きく関係しています。

2. VR内見サービスとは?

 VR内見サービスとは?
VR内見サービスとは、文字通り「VRを活用して物件を内見できるサービス」のことです。

2016年には、さまざまなVR内見システムが開発され、リリースされています。 本記事の初めに、セキスイハイムがVR内見システム「3D オープンハウス」の利用を開始したことについて触れました。

この「3D オープンハウス」を利用すると、現地まで行かなくとも、実際に物件の室内に居るかのように歩き回ることができます。また、現地で見学するのと同じように、部屋の空間や間取りを把握することができます。単に360度パノラマ写真が見られるというものではありません。
また、ほかにもさまざまな不動産会社がVR内見サービスを展開し始めています。たとえば大京穴吹不動産は、2016年9月時点で約880物件(売買物件約700件、賃貸物件約180件)がVR内見に対応しています。2016年11月4日には、リノベーション賃貸ブランド「REISM(リズム)」が、VR内見サービスを開始しました。テレビCMや住宅情報誌で有名な「SUUMO」も、VRゴーグル「SUUMOスコープ」を定期的に無料配布するなどして、VR内見を促すキャンペーンを実施しています。

このようにして、VR内見サービスはますますの広がりを見せています。

3. VR内見は不動産投資にどう影響する?

それでは、VR内見は不動産投資にどう影響するのでしょうか?
以下の3点が考えられます。

1. 物件をアピールできる対象が増える
VR内見が可能になると、現地での内見が困難な層に対しても、物件をアピールしやすくなります。何らかの事情により現地に赴いての内見が困難な方々や、不動産仲介業者に頼んで現地を内見するほどでもないと考えている方々、または、来日が困難な海外投資家などです。 もっとも、VR内見だけで(現地で内見せずに)物件の良し悪しを判断することには賛否両論があるでしょう。もし私たちが投資物件を購入するのであれば、現地に赴いて内見すべきですし、それができないなら、なるべくその物件への投資は控えたほうがよいとも考えます。とはいえ、VR内見によって得られる情報が大きな参考材料になることは確かです。

2. 部屋作りがより大切になる
VR内見が可能になることで、本来、不動産仲介業者をまじえて現地で内見しなければならないところを、家にいながら気軽に内見できるようになります。そうなると、内見する数も増えるでしょうし、内見するスピードも高まるでしょう。
オーナーの立場としては、内見者に「おっ」と思わせるような部屋作りが一層大切になってきます。物件写真だけでは伝わらない部屋の魅力をアピールできるのが内見です。たとえVRであっても、内見者の母数が増えるのであれば、内見によって感じ取れる魅力を高めることが有効な戦略になります。

3. リノベーション施工後の部屋を事前に確認できる
MBC不動産は、VR活用によって今後期待できるメリットの一つを、下記のように説明しています。「また空室対策におけるリノベーションなどでも、VRを用いれば事前に施工後の部屋の様子をオーナー様に確認していただけるようになります」 (MBC不動産「オーナー様向けニュースレター 2016年5月号」より引用) リノベーション施行前の段階で、施行後の部屋をオーナー自身がVR内見できるようになるということです。これはオーナーにとっても大きなメリットといえるでしょう。

不動産業界とVRは無関係ではなく、むしろ関係性の深いものです。不動産投資家の立場としても、VRの今後の進展はチェックしておきたいものですね。

キーワード別関連記事

不動産投資のランキング

ランキング一覧へ

Facebook Share Twitter Share Google+ Share B!bookmark

初心者向け

不動産投資用語

セミナー

注目のキーワード

不動産投資用語解説

新着記事

PR広告

初心者向け初心者向け

おすすめおすすめ

オススメ記事

PAGETOP

+Osh!メンバーに登録すると
以下のコンテンツをお楽しいただけます!