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「準防火地域」に家を建てる時に気を付ける2つのこと

初心者向け
297 views 2016.12.12
「準防火地域」に家を建てる時に気を付ける2つのこと
「防火地域」や「準防火地域」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

家を建てる時に、防火地域に指定されている住宅の建築には注意するべき点があります。今回は「準防火地域に家を建てる」というテーマで、その注意点を解説していきます。

目次

1. 準防火地域とは?

2.家を建てるときに気を付けること

2-1. つかえない素材がある

2-2. 費用がかかる

3. 費用が上がるのは事実、ただし安全性も大事

1. 準防火地域とは?

そもそも「防火地域」とは住宅地などに指定され、火災などが発生しにくいように規制された地域のことです。
その防火地域の中には「防火地域」と「準防火地域」です。準防火地域の規制内容は、防火地域よりは緩く、以下のような規制になっています。

・延べ床面積1,500㎡超える、もしくは4階建て以上の建築物は対価建築物とする

・延床面積1,500㎡以下の建築物も500㎡を超える建築物は、耐火建築物か準耐火建築物とする

平たくいうと、「燃えたり延焼したりしにくい建物を建てなさい」ということです。

2.家を建てるときに気を付けること

準防火地域には家を建てるときには、以下の点に気を付けましょう。

1.つかえない素材がある
2.費用がかかる

建売住宅や建築条件付住宅であればさほど問題ではありません。建売住宅は既に建築事務所が準防火地域に適する建築物を建てていますし、条件付住宅も既に設計はされているからです。
ただ、ハウスメーカーや工務店と一緒にイチから家を建てる「注文住宅」の場合には、上記2点は注意しましょう。

2-1. つかえない素材がある

あくまで「(準)耐火建築物」になるので、燃えやすいような素材は利用できません。たとえば、玄関ドアをアンティーク調の木製ドアを利用したいと思っても、木製の玄関ドアは「耐火建築物」には該当しないため利用できません。

また、外壁やバルコニーの柵などにも制限があります。特に、「アンティーク調」や「古風な家」にしたいと思っている人は注意しましょう。当然ながら、昔使われていた素材ほど耐久力が低く、燃えやすい素材になるからです。そのため、準防火地域では利用できない素材である可能性があるのです。

非常に簡単ですが、(準)耐火建築物のイメージは以下のようになります。
・2階建て住宅であれば、外壁や屋根を防火構造にする
・3階建て住宅であれば、建物全体を、準耐火建築の仕様にする(鉄骨を組み入れるなど)
・4階建て以上だと、鉄骨やコンクリートのビルと同様の仕様が求められる

2-2. 費用がかかる

結論からいうと、(準)防火地域でない2~3階建ての木造住宅と比較して、(準)耐火建築物は10%~15%ほど価格が上がると思っておいてください。理由は、前項の「素材」が関係していきます。

ただ、前項でいったように4階建て以上だと建物の仕様規制がグンと上がります。建築工法や間取りによって大きく変動があるので、4階建て以上の建物の場合はすぐにハウスメーカーや工務店に相談しましょう。また、一般論レベルの話であれば、役所の建築課で相談に乗ってくれます。建築費の中では、特に「サッシ(窓枠)」の費用が上がります。素材費を含めた建築費は、需要と供給のバランスが値段を上下しやすいので、価格については一概にはいえません。ただ、通常のサッシと耐火サッシでは金額に2倍近く差が出ることもあります。

一戸建ての場合、家の大きさによってはサッシ工事だけで100万円近くかかることもあるので、この金額が2倍になれば単純に建築費が100万円上がってしまいます。サッシについては、耐火にするための工夫が様々あるので、建築業者と良く話し合い、少しでも建築費を抑えるように尽力しましょう。

3. 費用が上がるのは事実、ただし安全性も大事

 費用が上がるのは事実、ただし安全性も大事
このように、準防火地域(もちろん「防火地域」も)に家を建てるとなると、準防火地域に指定していないエリアよりも規制があります。それにより、家の建築費も上がってきますので、その点は認識しておきましょう。

ただ、そもそも住宅地は「(準)防火地域」に指定されていることが多いのです。
そのため、自分が家を建てるエリアが準防火地域内にあったとしても決して珍しいことではありません。また、多少費用が上がるのは事実ですが、その分「安全である」というメリットがあることも忘れていけないことです。

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