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不動産王ドナルド・トランプ氏に学ぶ投資哲学

217 views 2016.12.27
不動産王ドナルド・トランプ氏に学ぶ投資哲学
「人間の知力は究極のレバレッジだ」
(ドナルド・トランプ 『300の言葉』より)

2016年アメリカ大統領選挙で勝者となり、次期大統領となったドナルド・J・トランプ氏。
不動産王としても知られているトランプ氏からは、さまざまな投資哲学を学ぶことができます。
目次

1.不動産王としてのドナルド・トランプ氏

2.ドナルド・トランプ氏の投資哲学

1.不動産王としてのドナルド・トランプ氏

トランプ氏は1946年にニューヨーク市で生まれました。

父親は不動産デベロッパーであり、トランプ氏は幼少の頃から不動産と共に育ちました。1964年に地元のフォーダム大学に入学、2年間通った後、アメリカでも有数のビジネススクール、ペンシルベニア大学のウォートン・スクールに編入しました。

このスクールに在学中、トランプ氏はスウィフトン・ヴィレッジという1200戸の住宅団地を競り落としました。この団地はいわゆる問題物件で、住民は低所得者が多く、家賃滞納や夜逃げする住民も少なくなく、しかも800戸は空き家という有り様でした。そのような物件には誰も入札しなかったため、トランプ氏は最も安い値付けで落札することができました。

そして、トランプ氏は夜逃げによる家賃未払いを防止し、家賃滞納等を繰り返す入居者を徐々に追い出し、空き家の物件を改装修理するなどして、誰も入札しないような問題物件から巨額の利益を出すという離れ業に成功しています。トランプ氏の商才を伺わせるエピソードの一つです。

そんなトランプ氏は1968年に父親の経営する不動産会社に入社。ここでも商才を発揮し、1972年には父親の不動産会社を引き継ぎました。そして、ホテル・カジノ経営など次々と事業を拡げていきました。

「取引の天才」とも謳われたトランプ氏は、1980年代、30代後半の頃にはすでに30億ドルの資産を築いていました。世界的に有名な超高層ビル「トランプ・タワー」も建築し、不動産王としての地位を確たるものにしました。

1980年代を「私は絶好調だった」と振り返るトランプ氏。しかし、1990年代初頭、バブル崩壊によって不動産市場は暴落し始めました。トランプ氏は92億ドルの負債を抱えることになりました。銀行には厳しく責め立てられ、マスコミはトランプ氏を「もう終わり」と煽り立て、妻(最初の妻)には20億ドルの損害賠償を請求されるなど、散々だったようです。

とはいえ、そこで「もう終わり」となるトランプ氏ではなく、1990年代後半には好景気を背景に復活を遂げました。そして、再び不動産王としての地位を築き上げました。

2.ドナルド・トランプ氏の投資哲学

ドナルド・トランプ氏の投資哲学
それでは、トランプ氏の投資哲学をご紹介したいと思います。

知性・学習について

トランプ氏は投資における「知性」や「学習」の大切さを説いています。


「人間の知力は究極のレバレッジだ」
「知性は城をも築く力を持っている」
「学習は、それ自体が一つの投資だ」
「お金について学び、お金を自分に有利に働かせよう。それが成功する投資の秘訣だ」

(ドナルド・トランプ 『300の言葉』より)


トランプ氏は「市場で今起こっていること」を把握するために、毎日数時間を読書に割いていたようです。不動産王も日々の学習は欠かさなかったということです。

現在はそんなトランプ氏自身が、次期大統領に決まったことで「トランプノミクス」を引き起こしています。日米の株式市場は連日のように暴騰し、為替はドル高円安に大きく傾きました。これも「市場で今起こっていること」の一つといえそうです。

成功する思考について

「どうせ考えるなら、大きく考えろ! どうせ生きるなら大きく生きろ!」
「他者がどのように成功してきたかを知り、その10倍はやるつもりになろう」
「ポジティブ・シンキングには効果がある。大きなパワーをもっている。物静かな人だろうと社交的な人だろうと、勝つためにはそういうパワーが必要だ」

(ドナルド・トランプ 『300の言葉』より)


「どうせ生きるなら大きく生きろ」という言葉は、アメリカ大統領を目指し、実際に当選したトランプ氏がいうと説得力があります。

また、トランプ氏はポジティブ・シンキングを重視しています。投資の世界に身を置くと、何も考えられなくなるような絶望的な局面に陥る場合もあります。

トランプ氏がバブル崩壊によって92億ドルの負債を抱えたときは、とにかく否定的な考えに陥ることを避けたようです。そして、問題の解決に集中し、これまで以上に成功するぞと自分自身に言い聞かせることで、窮地から脱することができたと語っています。

筆者の場合も、株式などのトレードで生計を立てているのですが、「これは現実なのだろうか?」というような局面を幾度か経験しています。たとえば一日で300万円ほど溶かし、泡を吹いて倒れそうになったことがあります。ただ、なんとかポジティブ思考に切り替えることで、現状を受け止め、前向きに最善手について考え始めることができたものです。

もし何も考えられなくなるような絶望的な局面に陥ったときは、意識的にポジティブ・シンキングを行うことで突破口を見出せることもあります。

不動産について

「私にとって不動産は酸素のようなものだ」
(ドナルド・トランプ 『マイヒストリー』より)


幼少の頃から不動産と共に育ち、「不動産が大好き」と語るトランプ氏にとって、不動産は酸素のような存在であるようです。不動産について慣れ親しみ、不動産を好きになることが、何よりの成功の秘訣といえるのかもしれません。

有島 昇吾

ライター有島 昇吾

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