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ホームインスペクション(住宅診断)のタイミングは!?

70 views 2017.1.9
ホームインスペクション(住宅診断)のタイミングは!?
今、不動産流通業界では、「ホームインスペクション」という言葉がメジャーになりつつあります。ホームインスペクションは、今後中古物件を中心に普及していく兆しがあるため、住宅の売却を検討している方は知っておくべき知識です。そこで今回は、このホームインスペクションについて詳しく解説します。
目次

1.ホームインスペクションとは?

2.ホームインスペクションの内容と費用相場

3.ホームインスペクションを実施するタイミング

4.まとめ

1.ホームインスペクションとは?

ホームインスペクションとは、平たくいうと「住宅診断」のことです。要は、プロが住宅を診断することで、その住宅に「お墨付き」を与えます。売主にとっては、お墨付きがある分売りやすいですし、買主にとっては購入するときの「安心材料」になります。

ホームインスペクションを実施する人は、建築士や住宅販売の知識がある人です。ただ、ホームインスペクションをするためには資格は不要ですので、ホームインスペクションをする人の「質」が不明瞭なところがあります。

そこで、内閣府公認NPO法人である「日本ホームインスペクター協会」が設立されて、その協会に認められた「公認ホームインスペクター」というものができました。これができたことによって、ホームインスペクションをしたい方は、ホームインスペクター(調査する人)を選びやすくなりました。

2.ホームインスペクションの内容と費用相場

ホームインスペクションの内容は、基本的には「床」や「壁」など以外にも、「扉」「収納」「サッシ」など、細かいところも調査対象になります。また、「欠損」「ひび割れ」「変色」「ぐらつき」「腐食」「詰まり」など、経年劣化による住宅の劣化ダメージが調査内容になります。

また、経年劣化している部分以外にも「状態確認」「動作確認」「設置位置」など、設備の機能面での不具合も調査内容に含まれています。調査方法自体は主に「目視」で、場合によっては専用の機器を使用する場合もあります。

調査時間は概ね3時間程度で、調査方法が「目視」だけであれば、5~6万程度の費用相場になります。ただし、機材を使用してホームインスペクションを行う場合には10万円を超える場合もあります。

3.ホームインスペクションを実施するタイミング

結論からいうと、ホームインスペクションをするタイミングは、売主であれば「物件の売却前」、買主であれば物件の「申込」をしてから「契約」までの間です。


■売主の立場

上述したとおり、売主がホームインスペクションをするメリットは、「物件価値を上げ売却しやすくするため」です。そのため、物件を売却する前にホームインスペクションを入れておくことをおススメします。理由は以下の通りです。
①広告に「ホームインスペクションで実施済」という文言が入れられる
②接客過程でセールストークになります

上記①に関しては、ホームインスペクション実施済みと広告に入れると、購入検討者の集客が増えるというメリットがあります。また、接客過程でもセールストークとして使えるので、売却活動が始まる前に行うのがベストです。

また、上記②に関しては、接客過程で物件見学者にセールストークとして利用できます。セールストークに利用することによって、成約率の向上につながるのです。


■買主の立場

一方、買主側のメリットは、購入を検討している家に自らホームインスペクションを入れることで、安心感を持って購入できるという点です。なぜ、申込~契約の間に実施するべきかというと、この間だけは「部屋を抑えられて、かつキャンルリスクがない」タイミングだからです。

申込前に実施しても、誰かが申込をしてしまった時点で、その物件は検討できません。また、契約後にホームインスペクションを実施しても、契約後自己都合でキャンセルすれば、手付金は違約金として没収されるのです。

そのため、それらのリスクがない申込~契約までのタイミングでホームインスペクションを実施するのがベストなタイミングなのです。

4.まとめ

ホームインスペクションは、今後中古住宅流通の安全性を高めるために、さらにメジャーになっていくと考えられます。そのため、中古物件の売買を検討する人が、当たり前にホームインスペクションを実施する時代になるかもしれません。そもそも、現時点でホームインスペクションを実施するメリットは大きいので、住宅の売買を検討している方は一度考えてみてはいかがでしょうか。
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ライター中村 昌弘

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