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日本の公認カジノがいよいよ実現へ、不動産業界に与える影響は?

218 views 2017.1.5
日本の公認カジノがいよいよ実現へ、不動産業界に与える影響は?
先日自民党、公明との与党が推進する、統合型リゾート(IR)整備推進法(カジノ法)が衆議院を通過し、日本国内での公認カジノの設立がいよいよ現実味を帯びてきました。民進党を中心とした野党からは、反対の声があがっており、またギャンブル依存症を生むのではないかとの懸念もあり、まだまだ問題は山積みと言えるでしょうが、2024年前後をめどに、公営カジノがオープンすることは、実現に非常に近くなったといえるでしょう。

公営カジノを作ることで周辺に宿泊施設や飲食店、その他観光客の誘致などで大きな経済効果が生まれるとの試算もあります。カジノができればその周辺に外国からの観光客が増え、不動産業界にも大きな影響を与えることも予測できますが。では具体的にどのようなエリアが、カジノの恩恵をうけることができるようになるのでしょうか。
目次

1.現在カジノ誘致を表明しているエリアは

2.かなり現実味がありそうなエリアはどこなのか

3.カジノが生まれることで見込める効果は

4.まとめ

1.現在カジノ誘致を表明しているエリアは

現在カジノ誘致を表明しているエリアは
ではまず現在カジノの結城に積極的に取り組んでいる自治体はどこになるのでしょうか?日経新聞の記事によると

北海道:小樽や釧路など
千葉:幕張にメガフロートを作りそこにカジノを
東京:お台場エリアに誘致
神奈川:横浜市が最有力
大阪:「夢洲」という人工島に
宮崎:シーガイア周辺に
長崎:ハウステンボス中心
更に沖縄も有力候補となっています。これらの候補地を見る限り、共通するポイントは

・元々ある程度の集客力がある
・湾岸エリアで独立した施設を作りやすい
・空港から近く交通の便もある程度発達している


上記の特徴を持ったエリアが多いことが浮かびあがってくるでしょう。都心の内部にいきなりカジノ施設を作ることは、治安の悪化の可能性やビジネス街との相性の悪さなどがあり、またリゾート、大規模なレジャースポットとして作るには都心では土地が足りない、ある程度隔絶した場所のほうが、非日常感を演出しやすく、観光スポットとしての価値を上げやすいなどの思惑があるのでしょう。
ゴールドマン・サックスでは日本でカジノ施設を作ることにより、その経済効果は1兆5千億円にもなるとの試算を発表しています。日本国内、海外から非常に多くの観光客が増えることで過疎化に悩む自治体にとっての切り札の効果もあるのでしょう。

2.かなり現実味がありそうなエリアはどこなのか

かなり現実味がありそうなエリアはどこなのか
では実際にカジノができそうなエリアはどこになるのでしょうか。海外からに観光客の需要が多いことを考えると、空港からのアクセスが良いエリアがまず候補になるでしょう。
その意味で見れば、関東ならば羽田空港から近い場所になるとお台場より横浜が候補となるかもしれません。また東京では反対派の声も強く、小池都知事もまだカジノの導入に対して慎重な声を表明しています。

対照的に大阪は橋下市長の時代から、カジノの導入に意欲的な意見を出しており、立地面でも見ても、関西国際空港からは夢洲は車なら40分でアクセス可能です。カジノがオープンしたら空港から夢洲への直通バスの開通が予想されます。
ハウステンボスやシーガイアといった九州の観光施設も、それぞれ空港からバスなどで30分程度とアクセス面での良さはかなりのものです。ただし空港の規模が大きくないので、急激な観光客増に対応できるか不安視される面はあります。

3.カジノが生まれることで見込める効果は

ではカジノが作られることで実際に不動産投資に対し、どのような効果が見込めるでしょうか。
まずカジノができることで、賃貸需要が生まれるとは考えづらいでしょう。カジノができたからといって、そこに住む人は増えないことが想像できます。ただし宿泊施設に関してはかなりの需要があるのではないでしょうか。マカオやラスベガスといった公営カジノがある都市では宿泊産業も非常に盛んです。民泊施設を近場に作るのならば、カジノが生まれることでこれまでなかった需要が生まれます。

更に外国人観光客が増えれば、観光需要の増加のために治安が良くなる効果も期待できるでしょう。更にまちなかでギャンブルを行う人が減って、カジノへ集中することで市街地の治安も同時に改善する事も考えられます。

そして交通アクセスの改善も期待できそうです。横浜にカジノができるのならば、現在上げられている候補地が元町/中華街駅からすぐの山下埠頭周辺です。羽田空港から山下ふ頭へのアクセスとなると京急や、みなとみらい線を使うことになるので、それらの沿線に不動産を買えば需要の恩恵に預かれるかもしれません。

また大阪では夢洲をカジノの建設予定地としていますが、現在は夢洲への公共の交通手段はバスのみとなっています。しかしカジノができた暁には、大阪市営地下鉄を走らせる計画も立てられており、その地下鉄の新駅付近の不動産需要は一気に高まることでしょう。大坂駅から夢洲へは30分ほどでのアクセスも可能になる予定です。現在はカジノの建設が確定していないので、不透明な部分はありますが、十分に注目に値するといえるのではないでしょうか。

4.まとめ

カジノのオープンによって

・外国人観光客の増加
・宿泊、ショッピング施設のオープン
・交通網の改善
・治安の良化

などの効果が期待できます。特に国内の消費は人口減とともに顕著になっていくことは避けられませんので、現在景気が悪化し、中京圏に追い抜かれそうな状況である、大阪はかなり本腰を入れて取り組むことも予測されます。
鉄道や道路の開通など交通インフラ面の改善、新規路線の開通は不動産価格に対し、非常に大きな影響を与えますから、カジノ施設の立地とアクセスに関しては常にチェックをしておき、いち早く行動を取れる体勢と計画を準備しておきましょう。
長嶋 シゲル

ライター長嶋 シゲル

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