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防火地域にある木造住宅は今すぐ建て替えるべき!?

157 views 2017.1.11
防火地域にある木造住宅は今すぐ建て替えるべき!?
親から受け継いだ家が駅近くの防火地域にある、そういった悩みを抱える人も多いのではないでしょうか。東京都内ではなんと22%が防火地域として指定されており、23区内は防火地域以外も準防火地域に指定されています。防火地域内では木造建築物の新築には一定の制限があり、耐火性のある建物にしないといけません。
しかし耐火性の高い住宅ともなると、建築費も木造よりもかなり掛かるため、その費用を捻出できずに、木造の古い家に住み続けている人も多いようです。

しかし今防火地域での木造住宅に対しての施策も増えているため、絶好の建て替えのチャンスにもなっています。では具体的にどんな支援策があるのでしょうか?
目次

1.各自治体で建て替えの際に多額の補助費用が支給される

2.耐火性の高い住宅は火災保険料も安い

3.金利が安いので、建て替えの絶好の機会である

4.すまい給付金が利用できる

5.まとめ

1.各自治体で建て替えの際に多額の補助費用が支給される

各自治体で建て替えの際に多額の補助費用が支給される
東京都の各自治体では防火地域に建っている1981年5月以前に着工された木造住宅の所有者に対し、建て替えを促進するための施策を自治体ごとに数多く導入しています。

例えば世田谷区では2020年度まで建て替えの際の専門家派遣支援を行う、老朽建築物の解体除却、建て替えの際には25,000円/平方メートルを上限に費用の助成などの支援策を採っています。
参考:世田谷区ホームページ「不燃化特区の助成制度をご利用ください」
そしていわゆる下町が広がるエリアである墨田区では昭和54年から建て替え助成金を支給しており、建て替えで210万円、セットバックや隅切りで60万円、建て替えの仮住居の助成金が40万など多彩な助成金を支給しています。
他にも新宿区でも1981年5月以前着工の住宅では最大300万円、それ以降でも最大100万円の助成を行っています。東京以外でも横浜市など人口が多い自治体ではこういった取り組みを行っている所も多いので、まずは自分が住む自治体の施策を確認しましょう。 参考:墨田区ホームページ「不燃建築物建築促進助成金事業」

2.耐火性の高い住宅は火災保険料も安い

火災保険は住宅ローンを利用する際には必ず加入しなければいけないので、住宅購入費用に事実上含まれるものと捉えられています。

保険なのでもちろん条件によって、その保険料は変わってきます。例えば火災保険の見積もりを行うときには、住宅の用途や所在地でもその金額は変わってきますが、最も金額を大きく左右するのは建物の構造です。見積もりサイトなどへいくと、「木造」「コンクリート造」「ツーバイフォー」「鉄骨」などの選択肢が出てくるでしょう。
またマンションはM構造、鉄骨やツーバイフォーはT構造、木造はH構造とも呼ばれます。T構造とH構造でも火災保険料が2倍近く違うこともあるので、耐火構造建築物ならばお得に保険への加入が可能です。

3.金利が安いので、建て替えの絶好の機会である

日銀がマイナス金利を導入したことの影響で、現在各金融機関の金利は非常に安いものになっています。変動金利製の住宅ローンならば最初の5年間が1%以下というものも多数あり、空前の低金利と言っても過言ではないでしょう。35年間固定金利のフラット35でも1.1%程度です。

つまり今は住宅ローンを借りる絶好の機会とも言えるのです。住宅ローンは公定歩合や景気の影響を大きく受けますから現在低い水準でも、10年後、20年後にはまるで変わっていることもあります。
また10年以上の住宅ローンを利用すれば、住宅ローン減税制度も利用できるので、10年間で最大500万円もの控除を受けることができます。この制度も現在は平成31年までの施策となっているので、建て替えを行うのならばこの期間中に行うほうが良いといえるでしょう。

4.すまい給付金が利用できる

また住宅ローン減税とともに家の立て変えのときに、ぜひとも活用したい制度がすまい給付金となっています。
この制度は一定の所得の人に対し、住宅購入のあとに申請書を提出すれば所得に応じた金額の子宮筋を受けることができるものです。消費税8%時では所得は510万円以下、消費税が10%に増税された際には所得が775万円以下の人と、かなり幅広い所得層を対象に、最大50万円の支給を受けることができます。所得金額のみの支給要件になっているので、手軽に誰でも利用できるのが嬉しいところです。

5.まとめ

現在は金利が低く、その他の助成制度もかなり充実しているので、防火地域の住宅に限らず、家を建て替える絶好のチャンスであるといえるでしょう。また耐火構造建築物の条件を満たすと同時に、長期優良住宅や省エネ住宅などの条件も満たせば、他にも住宅ローンの金利優遇、固定資産税や不動産取得税、登録免許税の優遇措置などを受けられます。いずれも期間限定のものが多くなっているので、期間を必ずチェックしておくようにしましょう。そして金利や税制だけではなく、最大のメリットである防災性に優れ、安全に生活できるという点も見逃せません。快適かつ健康的、そして安心して暮らしたいのならば、この機会を利用して木造住宅から耐火構造建築物に立て替えてみてはいかがでしょうか?
長嶋 シゲル

ライター長嶋 シゲル

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