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分筆(ぶんぴつ)

分筆(ぶんぴつ)

「分筆」ってなに? 土地を分ける際にしっておきたい手続きの手順
1つの土地を複数の土地に分割して分けることを「分筆」と言います。分筆をするためには「分筆登記」を呼ばれる登記を行わなければいけません。
土地を分筆した場合、新しく誕生した土地に地番(ちばん)が付けられ、地図などに分筆された後の境界線が記載されるようになります。

分筆(ぶんぴつ)

分筆(ぶんぴつ)
「土地の一部を売りたい」「両親の土地を相続する際、兄弟で分けたい」といったときに行われる作業を分筆と言います。
分筆はさまざまな目的で行われますが、分筆をする際には手続きの手順や作業期間などについて注意が必要です。
ここでは、「分筆」の内容や手順についてご紹介します。

分筆を行う主な目的

土地を分ける目的は人によってさまざまです。
代表的なものに以下のような内容があります。
・土地の一部を売りたい
・共有していた土地を分けて、1人1人が所有できるようにしたい
・土地を相続する際、各自で土地を相続するため
・融資を受ける際、所有する土地の全てが担保とならないよう、前もって分筆しておき担保として押さえられる土地を制限したい
・固定資産税の節税をしたい

以上、さまざまな目的があります。
広い土地を分割管理したい場合や、複数人で所有していた土地を各自で管理したい場合など、状況によって分筆が好ましいことが多いです。状況をよく把握して分筆を行うか検討しましょう。

分筆で必要になる手続きと書類

分筆を行う場合、分筆登記を行わなければいけません。
分筆登記の際には次の書類を用意しましょう。
■申請書
■筆界確認書(ひっかいかくにんしょ)
筆界確認書は隣接する土地の境界線について、それぞれの土地の所有者が合意をしたことを証明する書類です。境界を決める際に筆界確認書に実印を押す必要があります。
・境界確認書
・境界の同意書
・境界の協定書
■地積測量図
土地の面積(地積)を法的に確定した図面のこと。登記所の窓口で受け取る方法や、オンラインで請求する方法があります。
地積測量図は「分筆登記」や「土地地積更生登記」を行う際に登記されるため、この2つが行われてない土地では地積測量図はありません。
※分筆を行う際、対象となる土地の地積測量図が存在しない場合は不要です。

以上に挙げた書類の他にも、状況によって必要になるものがあります。
手続きを代理人が行う場合は「代理権限証書」が必要になります。

分筆登記の流れ

分筆は主に以下のような流れで行われます。
1.境界確定
まず計算・測量を行い、分ける前の土地の境界をはっきりさせます。日本の土地の約90%が境界不明確だと言われています。後になってトラブルが起きないために、まずその土地の境界を決める必要があるのです。

2.事前調査
法務局などから土地の図面を取得し、筆界確認書に誤りや漏れがないかを確認します。

3.分筆案の作成
どのように分筆するかを決めます。

4.隣接土地所有者との立ち合い
分筆するための境界標の設置の承諾を得る必要があります。問題がある場合は調査する必要があります。

5.分筆をするための境界標の設置
分筆登記を行う際に必要な境界標を設置します。

6.書類と図面の作成
分筆登記に使用する書類・地積測量図を作成します。

7.分筆登記申請
登記所へ申請します。

8.受領
登記済証などを受け取って終了です。

以上の手続きでは、連絡や立ち合いがスムーズにいけば、書類作成に1週間、申請から受領までに1週間で、およそ2週間で完了するでしょう。
登記所が混雑している場合は、申請してから1週間以上かかる場合もあるので注意が必要です。
分筆(ぶんぴつ)

分筆は高額な土地を分ける作業であり、また時間と手間のかかる手続きが必要になるため、慎重に行う必要があります。
専門家に相談しながら、適切で後悔のない分筆を行いましょう。
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