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初心者におすすめの投資の種類とは?投資を始める際の心構え

ファイコロジスト 山田

ファイコロジスト 山田

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会社からもらう給料の他に、投資で収入を得ている人がいます。FX、株式、不動産……投資の種類は無数にあり、それぞれ性質が異なるものです。一般的に広まっている7種類の方法について、魅力と注意点を紹介します。そもそも投資とはどういうものか、投資全般に関する心構えについてもお伝えします。自分に合ったものを見つけ、投資の目的を達成してください。

目次

1 . そもそも投資の目的とは?

まず、投資に興味を持ったきっかけは何でしょうか?老後の生活資金を確保したいから?サラリーマンを辞めて好きなことをしたいから?何を選ぶかは、目的と目標を明確にしてから考えることをおすすめします。

1-1 . 投資とは?

誤解を恐れずにいえば、「将来のお金を増やすために、今お金を払うこと」が投資です。買った品物の価値が上がったり、持っていることでお金や商品など価値のあるものがもらえたりすることによって、何らかの利益を得ようとします。現状維持をメインにした「貯金」とは異なり、「攻めの貯蓄」といえます。

同じようなふるまいでも、目的によって消費と投資に分けることができます。例えば高級時計や住宅など、自分で使うことを目的にした買い物は「消費」ですが、将来値上がりすることを見込んで、売却利益を狙って買うのであれば、それは投資です。

お金を増やすには、さまざまな方法があります。中にはマルチ商法まがいのあやしい商品もありますが、将来的な資産形成を目的に考えたときに有効となるものが数多くあります。伝統的な手法は株式、債券、不動産などが挙げられます。先物やCFD(FX)などの比較的新しい金融商品も人気です。

それぞれ特徴があり、リスク(不都合なことが起こる可能性)や得られるリターン(収益)の形も異なります。お金を増やそうとするからには、減ってしまうリスクもあるのが投資です。勉強したりデモトレード(仮想取引)したり、しっかり納得してから取り組んでください。

2 . 株式投資

投資といえば「株」というくらい、一般的によく知られている株式投資。テレビのニュース番組では株価の目安となる日経平均やTOPIXが紹介されるほど、関心を集めています。経済の勉強にもなり、一石二鳥です。

2-1 . 株式投資の魅力

株を買うのはカンタンです。証券会社に口座を開いて入金し、「〇〇社の株をください」と注文するだけ。証券取引所に上場している企業の数は3,500以上。この中から、利益は得られそうか、投資できるだけのお金を持っているかなどを判断して購入します。

株価が上がれば、売却して利益を確定できます。そのほかにも、半年に一回など一定の期間に株価の1~3%くらいのお金がもらえる「配当金」、お金の代わりに企業の商品などがもらえる「株主優待」と3つの方法でリターンを得ることができます。

2-2 . 株式投資の注意点

ただし、配当金は基本的に企業が利益を出したときに、株主にする「お礼」。経営成績が悪ければ、配当のない「無配」になることがあります。もうからない企業の株価は下がり、価値がほとんどなくなってしまうかもしれません。他にも株価を変動させる要因はさまざまです。

株式投資で利益を得るためには、成功する企業を見抜く力が重要なのです。

3 . 債券投資

年金基金や保険会社など、巨額のお金を扱う機関投資家は、主に債券に投資します。株と並んでメジャーな金融商品です。

3-1 . 債券投資の魅力

債券投資で狙うのは、主に利息です。お金を誰かに貸し、その代わり額面に対して年間◯%という形で受け取ります。お金を貸す相手が企業なら社債、政府なら国債、自治体なら地方債です。まとめて公社債ともいいます。

債券は、企業や国がプロジェクトや運営費用のための資金を集めるために発行します。満期になると、債券を持っている人に対して額面の金額が返されます。「利息を貸したお金を受け取る権利を売買する」のが債券投資です。

価格の変動が小さく、最終的に手に入るお金が決まっているため、リスクが低い投資です。

3-2 . 債券投資の注意点

債券投資は堅実な資産運用といえます。ただ、利率は株の配当と比べると低いことが多く、国債に至っては0.1%を切る状況です。短い期間で一気に資産を増やしたいという人には向いていません。「守りの投資」といえます。物価変動債という、インフレに対応した商品もあります。

また、満期まで換金できないのが基本です。途中で換金するとそれまでの利息を得られなかったり、手数料で損をしたりすることがあるのです。お金を減らしたくないが銀行預金よりも高い利率で運用したいという人におすすめします。

4 . 投資信託

何やら難しそうな字面ですが、それほど複雑ではありません。むしろ、投資を初心者向けにシンプルにした金融商品です。

4-1 . 投資信託の魅力

投資信託は、ファンドと呼ばれる資産運用のプロ集団にお金を預け、運用益を分配金という形で受け取る金融商品です。中心的に売買するものによって、債券型と株式型に分けられます。特に株を一切あつかわないものは、公社債投資信託と呼ばれ、比較的リターンが安定しやすい特徴があります。株を1銘柄でも買うファンドは株式投資信託といい、運用結果は大きく変動します。

株や債券を見る目に自信がなくても、プロのちからを借りることで効果的な運用が期待できます。

4-2 . 投資信託の注意点

プロに任せる投資信託も、損失が発生することはあります。絶対に成功する方法は存在しないのが投資の世界です。株式と同様に価格は変動するので、タイミングを間違えると高値づかみの可能性もあります。

自分で株式や債券と取引するのに比べて、コストがかかりやすいのも注意すべき点です。信託報酬といって、預けた資産に対して一定割合で手数料がかかります。他にも購入する時に販売手数料、手放すときに信託財産留保額といった費用が発生することがあります。

5 . ETF(上場投資信託)

投資信託はファンドを通じて間接的に投資をするという仕組み上、株式と比べると自由に売買しにくく、手数料がかさむ傾向にあります。これを解決できるのがETF(上場投資信託)です。

5-1 . ETF(上場投資信託)の魅力

投資信託のうち、東京証券取引所などの取引所に上場され、そこで売買できるのがETFです。プロが運用するという点は同じですが、株式と同じように売買できます。投資信託の価格は1日1回決められた基準価格で取引しますが、ETFの価格は取引時間内の中で刻々と変わります。1日の中でもベストなタイミングで売買できるわけです。

手数料体系も通常の投資信託とは異なります。信託報酬は総じて低く、0.1%程度のものも少なくありません。販売手数料はかからず、株式と同様の手数料体系が適用されます。

5-2 . ETF(上場投資信託)の注意点

株式と投資信託のいいところどりをしたようなETFですが、弱点もあります。それは銘柄の種類が少ないことです。ほとんどがTOPIXやダウ平均など、指数に連動する「インデックス投信」です。市場の平均よりも高いリターンを目指す人は、非上場投資信託の「アクティブファンド」を選ぶのがよいでしょう。

6 . 先物取引

株式、債券、投資信託と伝統的な投資を紹介しました。続いて少し仕組みは複雑ですが、高いリターンを得られる可能性がある金融派生商品(デリバティブ)を2つ紹介します。

6-1 . 先物取引の魅力

先物は大豆や金などの商品を、期日と金額を決めて売買する取引です。もともと加工業者や問屋などが価格変動をおさえるために使う「実需家」向けの商品ですが、投資にもさかんに利用されています。

投資家がよく使うのは、「日経平均先物」です。ETFにも日経平均に連動したものはありますが、1番大きな違いはレバレッジを効かせられることです。取引金額に一定の計算式で出した証拠金があれば売買が可能で、少ない資金で大きなリターンを得られることがあります。実需とは逆に、価格は日々刻々と変わります。

6-2 . 先物取引の注意点

証拠金の計算方法は複雑なので割愛しますが、20倍~40倍ほどのレバレッジをかけることができます。日経平均が2万円のとき、先物を1枚(2000万円分)買うのに必要な証拠金は約100万円。100円動くと10万円の利益(損失)になります。1日で10%増えることがあれば、減ることもある、もろはの剣。レバレッジのかけすぎには注意が必要です。

7 . FX(外国為替証拠金取引)

先物取引と同じく大きなレバレッジをかけられるCFD(差金決済取引)。中でもとりわけ個人投資家に好まれているのは、外国為替に特化したFX(外国為替証拠金取引)です。

7-1 . FXの魅力

ドル、円、ユーロ、ポンド、元、ウォン……通貨の価値は常に変動します。とはいっても、株式のように1日で1割2割動くということはほとんどありません。そこで、最大で25倍ものレバレッジを効かせることによって、価格の変動によるリターンを得やすくします。人気が高く、証券会社の競争も激しいため、手数料は非常に安価となっており、自動売買などの機能も充実しています。平日は24時間いつでも取引できるのも魅力です。金利相当のスワップポイントをもらえることもあります。

7-2 . FXの注意点

先物同様、レバレッジによって投資効率を上げることができる反面、短時間で手持ち資金を減らしてしまう可能性があります。実際にはどれだけのお金を動かしているのかもわからないまま、遊びやギャンブル感覚で手を出して損失を出す人も少なくありません。また、買った通貨の金利が売った通貨よりも低いときにはスワップポイントを払わなければならなくなります。取引しやすいぶん、リスクには十分注意しなければなりません。

8 . 不動産投資

金融商品、デリバティブと続いて、最後に紹介するのは不動産投資です。相続税対策やマイナス金利の影響で大きな関心を集めています。

8-1 . 不動産投資の魅力

家を借りれば当然、家賃を払います。毎月、賃料を受け取る大家になるのが不動産投資です。収益が安定しやすいことと、価格変動のリスクが少ないところがポイントです。

基本的に、金融機関から融資を受けて住宅を買い、入居者に貸し付ける、という手法をとります。投資の対象となる物件はマンションの1室(区分所有)、1棟マンションや1棟アパート、一戸建て、などさまざまです。居住用以外にも、駐車場や貸倉庫、太陽光発電装置などがあります。売却してリターンを得る人もいます。

サラリーマンとして大家業に精を出し、現金収入が本業を上回った時点でセミリタイアする人もいます。けがや病気、失業などで働けなくなっても、不動産賃貸業なら継続は難しくありません。

8-2 . 不動産投資の注意点

思い描いたリターンが絵に描いた餅に終わることがあります。特に日本は少子高齢化社会ということもあり、人口が減少している地域では入居者がつきにくいものです。空き室となっていても、修繕費区分所有マンションの管理費など、一定のコストがかかってしまいます。他にも、税金や手数料などさまざまな費用がかかることに注意しなければなりません。

投資エリアや立地条件など、物件選びが不動産投資の成功を大きく左右します。ここで間違えると大きなリスクを抱えることになります。

9 . 投資を始める前の心構え

ひととおり投資の種類を紹介したところで、最初の話題に戻ります。

9-1 . 目的に合った投資方法を選択する

投資にはそれぞれ、魅力もあれば注意すべき点もあります。どれが1番ということはなく、自分に合ったものを選べばいいのです。そこで大事なのは、はじめの方で述べた目的と目標です。何のために投資をしたい(=お金を増やしたい)のかを明確にし、達成するための目標を設定することで、自分に合った方法を絞れます。

例えば、子供の教育資金のように確実性を求める場合は債券や公社債投資信託などのように安定性の高い方法を。趣味の旅行やマイホーム資金など、うまく行かなかった場合でもある程度カバーできるものは株式や先物などのように比較的リスクの高いものを。家族に安定収入となるものを残してあげたいときには不動産投資を。

「◯年で◯億円稼いだ!」という投資セミナーのキャッチコピーを鵜呑みにして頑張るのも悪いことではありませんが、本業や家族と過ごす時間などある程度折り合いをつけて、できる範囲の投資をするように心がけましょう。投資すること自体が目的になると、いろいろな情報や相場の動きに振り回されて疲れてしまいます。

10 . 投資の種類はたくさんある。目的に合ったものを選ぼう

投資とはリターンを得ること、つまりお金を増やすこと。さまざまな種類があります。3種類のリターンが得られる株式投資、安定性バツグンの債券投資。プロが運用する投資信託に、手軽に取引できる投資信託ETF。高いリターンを狙える先物取引とFX。安定して高いリターンが得られる不動産投資。それぞれ特徴があるため、まずは投資の目的を意識し、「いつまでにいくら欲しい」という目標を設定することで、健全に運用することをおすすめします。

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