HOME 不動産投資 仮想通貨で家賃決済!急拡大する仮想通貨市場と不動産業界

仮想通貨で家賃決済!急拡大する仮想通貨市場と不動産業界

ゴンロク

ゴンロク

0

2017年は仮想通貨元年と呼ばれるほどに、盛り上がりを見せた仮想通貨市場。一部の銘柄は100倍以上の高騰を見せるなど、投資対象として世間の注目を集めています。しかし、元々仮想通貨の多くは投資対象としてではなく、契約のスマート化や決済の利便性向上、価値の保存を目的とした仕組みです。そこで今回は、仮想通貨市場の現状と、不動産との関連性をご紹介します。

目次

1 . 原資20倍から100倍超も!~仮想通貨の衝撃的な値動き

2017年は、仮想通貨市場の旗頭ともいえる「ビットコイン」が大躍進を遂げました。ビットコインは2017年1月時点で10万円前後でしたが、その後一貫して上昇傾向にあり、2017年12月初旬には240万円まで高騰しました。
ただし、ここまでの道のりは平たんではなく、9月には中国の仮想通貨規制にともなう「チャイナショック」で一時急落。その後も1~2か月に一度10%~20%程度の下落を繰り返しながらの成長だったのです。この激しい値動きは、仮想通貨全体の特徴でもあります。
また、ビットコイン以外にも銀行間決済ネットワークへの活用が期待される「リップル」、スマートコントラクトによる契約の自動執行が売りの「イーサリアム」などが躍進。
リップルに至っては2017年だけで150倍以上に値上がりしました。ちなみに、ビットコインが対円で20倍の伸びですから、これをはるかに凌駕していることになります。ビットコインの影に隠れてはいるものの、有望な「アルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)」は、次々に誕生しているのです。

2 . 2018年に伸びる通貨は「実需系」?

2017年は仮想通貨が金融商品としての産声を上げた年といえるでしょう。事実、ビットコインは2017年12月にCMEとCOBEという2つの先物取引所に上場しています。
それまでは仮想通貨に詳しい人間だけが取引していたのですが、先物市場への参入によってより多くの資金が流入すると予想されます。しかし、仮想通貨の旗頭であるビットコインは、性能面で多くの問題を抱えています。まず、当初は割安だった送金手数料がビットコイン本体の価格高騰とともに上昇。加えて、送金完了までの時間も大幅に伸び、ビットコインの送金遅延が問題になっています。こういった「実際の使い勝手」が低下する一方で、価格だけが高騰することから、バブルではないかとの苦言もあるほどです。

このような状況を踏まえると、2018年は「実需系」と呼ばれる、用途がはっきりと決まっている通貨が伸びるかもしれません。前述したリップルも、実需系の代表格といえます。また、現在開発中の仮想通貨の中には、保険関係やゲーム関係で専門に使われるものもあり、ターゲットや用途がはっきりした通貨に注目が集まっています。

3 . 不動産販売会社が発行した仮想通貨~「シノケンコイン」

実需系通貨が注目される中、大手不動産販売会社「シノケングループ」が独自の仮想通貨を発行しています。その名も「シノケンコイン」。
シノケンコインは、家賃支払いや修繕費支払いへの利用を想定した仮想通貨で、電気やガスといったライフラインの支払いも想定しているとのこと。まさに生活に密着した実需系コインになる可能性を秘めています。
入居者がシノケンコインを使い、スマホアプリ上で様々な支払いをできるようになれば、現金決済は必要ありません。仮想通貨の柔軟かつスピーディーな決済で、手数料や支払いの手間を削減できることになります。
これまでもビットコインが家賃収入の国際間送金や、海外不動産での支払いに使われた例は存在していました。しかし、不動産業者が独自に仮想通貨を発行するのは、これが初となります。
仮にこのシノケンコインが確実に実需を満たすような仕組みになれば、シノケンコイン自体の価格が上昇し、取引所に上場して投資対象になることも考えられるわけです。今後は不動産業界においても、同様の事例が発生するかもしれません。先駆者であるシノケンコインの今後に期待しましょう。

4 . 仮想通貨の「ブロックチェーン技術」は不動産業界を変えるか

今回ご紹介したシノケンコインは、主に「決済」を支える仮想通貨です。しかし、仮想通貨に使用されている「ブロックチェーン」という仕組みは、契約の自動化(スマートコントラクト)も想定しています。
ブロックチェーンによるスマートコントラクトが実装されれば、物件の入退去や支払い手続きを半自動化できるわけです。これは、賃貸のみならず、物件の売買にも応用可能な分野で、現金振り込みの手数料や管理の手間を大幅に軽減できます。
不動産業界は「契約と決済」が頻繁に発生する業界ですから、仮想通貨の恩恵は大きいといえるでしょう。2018年の仮想通貨市場は、不動産業界にも大きな影響を与えるかもしれませんね。

同じカテゴリーの記事

ページトップへ移動する
icon-article icon-articleCategory1 icon-articleCategory2 icon-articleCategory3 icon-articleCategory4 icon-articleCategory5 icon-articleCategory6 icon-beginner icon-check icon-glossary icon-kentei icon-popularwords icon-premium icon-realvoice icon-recommend icon-seminar icon-talkroom icon-trend icon-user icon-voice