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妻に反対されない不動産投資の進め方 3つのポイント

桜木大洋

桜木大洋

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サラリーマンの副業として不動産投資を始めた人が、本を読んだりセミナーに参加して知識を習得し、不動産会社の営業マンとも仲良くなってようやく辿り着いた「初めての物件」。

そしていざ銀行で決裁の当日、奥様から
「やっぱりどうしても◯千万円もの借金の保証人にはなれない」
と言われ、成約が白紙撤回になる、ということが結構な確率で起きているそうです。

契約が行われないということは、もう一度買主を探し融資付けをし、売買契約書を作成するという作業を1からやり直さなければなりません。普通はこの段取りに1ヶ月くらいを要しますから、万が一こんなことになれば、不動産会社も銀行も売主も、全ての関係者が不幸になってしまいます。

そのためか、最近は私が仲介不動産会社の方に初めてお会いすると、かなりの確率で
「奥様は不動産投資のことをご存知ですか?」と尋ねられます。
やはり、土壇場で奥様に反対されるのは決して稀なケースではないのですね。

実際、私がコンサルティングをして物件を購入された方の中にも、かなり良い物件なのにも関わらず、奥様に大反対されて頓挫したことがありました。それでも彼は必死で奥様を説得し、何とか物件購入には漕ぎ着けましたが、奥様がどうしても「保証人にはなれない」とのことで、止むを得ず「保証人無し」の融資契約を結ばれました。

一方、私は不動産投資を始めた時から家族に反対されたことは一度も無く、今でも家族みんなに応援されてこの仕事をしています。
それぞれにご家庭の事情は異なるので、これがいいとは言いきれませんが、私が家族に応援されている理由をお伝えします。

目次

1 . 家計は全て自分が管理している

我が家では、私が家計簿をつけています。毎日の出費を項目ごとに分類してExcelファイルに記録し、カード払いや公共料金の引き落としから学費、保険、ローンなど、すべて私の管理下におかれています。
ですので、今、ウチにどのくらいお金があるか、を完全に私が把握しているので、妻も口出ししようとせず、全面的に信頼されています。この件においては「夫婦」というよりもはや「親子」のような関係なのかもしれません。

そのため私の「小遣い」などは1円もなく、自分が遣わなければそれだけ家計が助かる、といった状況です。その分プレッシャーもあり、いつも家計のことを気にしなければなりません。
本音を言えば私も世の中の多くのお父さん族と同じように、「お小遣い制」にしてもらって時々前借りを頼むシーンに憧れていました。

2 . 子どもにも仕事の内容を説明する

高校生と中学生の子どもがいますが、購入した物件は家族で観に行き、そこから得られる収益と、かかる経費について、ざっくりと説明します。
すると子ども達も興味が沸き、満室にするための内装のアイデアなどを話してくれたりします。

また、消費税還付のために、本来はいくらの税金がかかっているのかを計算しておく必要があります。
売買契約書に1つの(土地・建物合計額)価格しか書いていない場合には、たとえば固定資産税評価額などを参考に、その割合に応じた土地・建物価格に分けなければなりません。

税金の対象にならない土地の価格と、消費税込みの建物の価格に分けることは、とても暗算できるレベルではありません。この計算をいつも娘にやってもらいます。彼女は連立方程式を使って建物の価格を割り出し、私の仕事を手伝えることに誇りを感じてくれます。

「奥さんや子どもにもわかるように」シンプルに説明することは、実は侮れないほど大事なことです。金融機関や不動産会社との面談時に自分の課題ややりたいことを明確に伝える際の訓練になります。

3 . 不動産収入で得た利益を家族に還元する

サラリーマン時代から、妻とは月に一度、平日に休みを取ってちょっと贅沢なランチに出かけています。
「不動産投資で成功している人はみんなこんな感じ」「早く会社を辞めて毎週行けるようになりたいね」などと話します。
ランチなので実は一人分2,000円〜3,000円くらい。大したコストではないのですが、何より平日の昼間にデート感覚で時間を過ごせることが喜ばれます。退職後はさらにその回数が増えました。

子ども達は不動産のおかげで、娘はアメリカ、息子はニュージーランドへ、それぞれ高校一年生から留学できたり、自分が行きたいと願う高額の塾に通うことができました。

その都度、金額を意識して取り組ませているため、本人も無駄にしないように一生懸命がんばり、それが良い結果につながっています。

この他、家族旅行に出かける時も少しランクアップして、良い思い出を作るように心がけます。モノではなく体験を買う、という感じです。
とはいっても、湯水のようにお金を遣いまくるのではなく、乗り心地の良いシートとか、お土産をケチらないとか、料理で悩んだ時には質の高い方を選ぶとか、ほんの些細なことです。

そして事あるごとに「不動産のおかげだね」と言っているので、この事業の恩恵を受けて自分達の生活が豊かになっていることを、家族みんなで実感するのです。

従来なら、その些細なことを切り詰めて「節約」することを美徳としていましたが、今は家族の気持ちを一つにするための「投資」と考えれば、はるかに高いリターンが得られます。

4 . 一番重要なこと

先にノウハウをご紹介しましたが、本来大切なのは、「何のために不動産投資をやるのか」という目的・目標がはっきりしていることです。

ただ何となくお金が儲かりそうだから、とか、誰かがやっているからとか、曖昧な理由しか持っていないのなら、さすがにそれで家族を説得できるはずはありません。
「何を甘いこと考えているの」「だまされているんじゃないの」となります。

収益不動産は大抵の場合、自宅よりも高額だし、普通の感覚では何千万円・何億円の借金をしようという時、不安になって当然ですよね。
現実的に考えられない、というのが常識的な感覚なのです。ましてやサラリーマン家庭でしたら、事業規模の融資は受けたことがないでしょうから尚更です。

ちなみに私の場合、不動産投資の目標は「家族の夢を叶えること」「家族とともに過ごす時間を増やすこと」です。そしてそれを常に実践し、家族もそれを理解しているので、私の活動はいつも家族に応援されているのです。

家族のため、というのは格別わかりやすく納得してもらいやすい目的だと思いますが、そうでなくても、自分のやりたいことが何なのかをはっきりさせることで、理解してもらう糸口になります。

そしてそれを反対されるなら、なぜ反対するのか、相手の気持ちに寄り添うことも大切です。家族は運命共同体ですから、心配する方も自分のことのように考えてのことです。

五年先・十年先を見据えて、どんな生活になるのか、現実について議論をしてみると良いです。ある日いきなり賛同してもらえることはなく、日々の積み重ねで徐々にベクトルを合わせていけるよう、ゆっくり、じっくり取り組んでいただきたいですね。

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