HOME 不動産投資 太陽光パネル設置は今からでも間に合うか?【先人に学ぶ!不動産投資の知恵Vol.6】

太陽光パネル設置は今からでも間に合うか?【先人に学ぶ!不動産投資の知恵Vol.6】

矢野翔一

矢野翔一

0

売りに出ている中古アパートの情報を見てみると、太陽光パネルが設置されているものが少しずつ増えてきました。中古アパートを購入する場合にもアパートを新築する場合にも太陽光パネルをどう考えるべきなのでしょうか?そこで今回は、太陽光パネルを設置するメリットとデメリットについて詳しく解説していきます。

目次

1 . 新築アパートに新しく設置するのは悩みどころ

太陽光パネルが設置されている住宅が増えてきましたが、太陽光パネルが設置されているアパートも増えてきています。アパートは戸建住宅より屋根の面積が広いため、発電効率が良いというメリットが挙げられますが、他にメリットやデメリットはあるのでしょうか?

1-1 . 新築アパートに太陽光パネルを設置するメリット

数年前までは太陽光パネル本体の単価や工事費用が高かったこともあり、太陽光パネルを設置することに抵抗がありました。しかし、現在は単価が下がっているため今までと比べて手軽に設置しやすくなっています。

アパートは、戸建住宅より屋根の面積が広いため、発電効率が良く、不動産投資を行う際のランニングコストの一部である廊下の照明といった共用部分の電力削減につながります。また、余った電力を売却することで利益を得られるのもメリットです。

また、共用部分の電気に回すだけでなく、建物全体に電気を回すことで、災害時でも安心な物件というキャッチコピーや電気代込物件などでさらなる需要が期待できるようになるでしょう。

1-2 . 新築アパートに太陽光パネルを設置するデメリット

いくら太陽光パネルの単価が下がったと言っても、新築アパートは土地の購入費用、建物の建設費用に上乗せが生じることになるため、初期投資が大きくなってしまいます。

また、固定価格買取制度がスタートした平成24年の買取価格は1kWhあたり42円でしたが、平成30年の現在は26円、平成31年には24円になることが決まっています。年々価格が下がっており、平成33年頃にはスタート時の半値以下になってしまうかもしれません。

もちろん、設置単価の低下に合わせて買取価格が下がっているため、設置したからと言って損をするわけではありません。しかし、余った電力の売却である程度の利益を目指している場合には、買取価格の低下は大きなデメリットと言えるでしょう。

2 . 中古アパートは新規設置か既存設置かによって異なる

中古アパートの中には、既に太陽光パネルが設置された状態で売りに出されている場合もあります。中古アパートと太陽光パネルの設置について考える際は、新規設置か既存設置か分けて考える必要があります。それぞれについて詳しく見ていきましょう。

2-1 . 新規設置する場合のメリット・デメリット

中古アパートに新たに太陽光パネルを設置する場合は、物件の購入費用を抑えられているため、比較的手軽に始めやすいというメリットがあります。

また、将来的な家賃収入の減少を太陽光発電で補ってくれる可能性があるほか、資産価値が上昇することで売却時の価格が上がりやすいというメリットも期待できるでしょう。

しかし、新たに太陽光パネルを設置する場合は、屋根に太陽光パネルの重みが加わることになるため、耐えられる構造をしているかどうか調べる必要があります。

また、念のため入居者に承諾を得ておかないと、後で何らかのトラブルに発展する可能性があるのもデメリットと言えるでしょう。

2-2 . 既存設置の場合のメリット・デメリット

既に太陽光パネルが設置されている中古アパートを購入する場合には、価格交渉次第では太陽光パネル込みで安く物件を手に入れることができるメリットがあります。

しかし、物件の築年数とは別に、太陽光パネルを設置した年を確認しておかなければ、買取価格が安くて思ったような利益を得られない可能性があるので注意が必要です。

現在のような買取価格が安くなっている状況では、中古アパートに新しく太陽光パネルを設置するか、既に設置されている中古アパートを購入するのが無難と言えるでしょう。

3 . 実際に運用して気づいたこと

自身が運用している物件に太陽光パネルが設置されているのは新築アパートの1棟です。新築アパートに設置した理由は、ちょうど消費税が5%から8%に上がる直前だったこと、買取価格が最高値だったことです。

その当時は、アパートで使って余った分を売却するよりも全てを売却して買い戻した方が安いという状況でした。大きな支出を覚悟で設置に踏み切りましたが、結果的に家賃収入を支えてくれているため、成功だったと言えます。

しかし、次に投資するアパートを購入する際は、太陽光パネルを設置するかどうかは何とも言えません。新規に設置するよりも、まずは買取価格が高い頃の既存設置の中古アパートを購入して運用する方がリスクも少ないと言えるでしょう。

4 . まとめ

太陽光パネルを設置してある程度の発電量を確保するには、広い接地面が必要になるため、アパート投資と組み合わせるのは日当たりも良いため最適な手段と言えます。

しかし、新築アパートに設置すると、初期投資が大きくなり、中古アパートに設置すると、補強工事が必要になる場合があるなど、メリットばかりとは言えません。

太陽光パネルを設置することによって、共用部分の電気代を少しでも抑えたい場合や自然災害に強いアパートしてアピールしたい場合には、まだ遅くないと言えるでしょう。

同じカテゴリーの記事

ページトップへ移動する
icon-article icon-articleCategory1 icon-articleCategory2 icon-articleCategory3 icon-articleCategory4 icon-articleCategory5 icon-articleCategory6 icon-beginner icon-check icon-glossary icon-kentei icon-popularwords icon-premium icon-realvoice icon-recommend icon-seminar icon-talkroom icon-trend icon-user icon-voice