不動産投資のデメリットは何か?裏と表を知るからこそ失敗を防ぐ

0
リスクの少ないといわれる不動産投資

不動産投資は、一般的な投資に比べてリスクが少なく、高い利回りが期待できるメリットがあります。
ですが、投資であるということには、何も変わりません。
資金を投入し利益を得るようにするため、デメリットとなる部分もあるのです。
不動産投資を有効に活用して行くためには、アパートローンを使っていくことでしょう。
非常に有効な手段ですが、これも借金であることには違いがありません。
アパートローンを活用することによって、素早く経営を始めることができるようになるでしょう。
確かにこうしたメリットが目立ちますが、デメリットを正しく評価するからこそ、メリットを最大化させることもできるおようになることを忘れてはいけません。
デメリットを無視するからこそ、大きなリスクとなり、顕在化したときに破綻をきたしてしまうからです。
空室率という強烈なデメリット

デメリットとしては、アパートローンは借金であるということでしょう。
基本として家賃収入から賄えるため、負担が大きくなってしまうことが少ないのがアパートローンの特徴です。
しかし、これも入居者がいるということが前提であることを忘れてはいけません。
定期収入として家賃を期待するわけですが、逆に言えば他に収入源がないのです。
つまり、家賃収入のもとである入居者がいなければ、まったく現金の実入りがなくなります。
借金の返済もできなくなるため、経営が頓挫することになるのです。
家賃収入がなくなってしまうのは、何も始めた時だけではなく、いつでも入居者が引っ越してしまえば起きうるリスクといえるでしょう。
対策はとれても、必ず空室になってしまうリスクがあることを忘れてはいけません。
良く表面利回りばかり進めるところがありますが、表面利回りには空室率などのリスクは一切見ていないのですから、うのみにしないことが必要といえます。
もしも、空室が半年単位になったりすれば、そのダメージは計り知れなくなるでしょう。
そうならないとようにするためにも、対策を打っていかなければいけません。
メリットの裏にある流動性の悪さ

デメリットという面では、メリットの裏返しの部分を見逃すべきではないでしょう。
それが不動産は資産として残るということです。
もしも、不動産投資として失敗してしまった場合、不動産は資産として価値がゼロになることはまずないということが強みでしょう。
売ってしまえばお金になるのですし、土地は下がったとしてもゼロにはなりません。
だから、安心して投資の対象にできるということでしょう。
確かに間違いではありません。
困ったときには売ってしまえば、返済に充てることだって可能です。
ところが、売れればということを無視して考えていることを忘れてはいけません。
不動産は、流動性の悪い資産です。
現金にしたいと思っていても、3カ月以上かかることも珍しくはありません。
だれか買ってくれる人がいればいいのですが、それも簡単には表れないでしょう。
不動産会社も購入するとは限らず、仲介だけで終わってしまえば、売れる相手を見つけるまで現金にすることができないのです。
こうしたことを流動性といい、不動産は極端に悪い資産といえるでしょう。
デメリットを知ると、どんなところにリスクが潜んでいるのか見えてくるようになります。
対策を打つ頃ができるのか、それはどんな効果を及ぼすのかを考え、不動産投資を行うことができれば、確実に成功する確率を引き上げることができるでしょう。
逆にこうしたことを知らずに恥じていけば、必ずつまずき失敗したと考えるものなのです。
だからこそ、良きも悪きも不動産投資とは何なのかを学ぶことが必要といえるでしょう。