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壌汚染対策法

土壌汚染にはリスクがある。土壌汚染対策法の目的

「土壌汚染対策法」とは、2002年5月に制定され翌年の2月に施行された法律で、土壌汚染の状況について調査し、土壌汚染による人体への健康被害を防止することを目的としたものです。

土壌汚染の状況を把握し、土壌汚染対策などを実施、国民の健康の保護などを推進するための法律となります。

土壌は私たちが生活するうえでは欠かせない存在です。その土壌が汚染されるというのは、私たちの生活が汚染されるのと同じで、かなりリスクのある状況と言えます。土地を選択する際には、土壌の状況についてしっかり調べておく必要があると言えるでしょう。

そんな土壌汚染を改善するために土壌汚染対策法が施行されました。これにより、土壌汚染のリスクが軽減されていくことが期待されています。

ここでは、土壌汚染が私たちの生活に与えるリスクと、土壌汚染対策法が施行された目的などについてご紹介します。

1 . 土壌汚染のリスク

土壌汚染は私たちの健康的な生活に大きな影響を及ぼすものです。

土壌とは地中の生き物の生活の場であり、また、私たちが日々口にする野菜や果物などの農作物を育む場所でもあります。つまり土壌は、私たちの食生活に大きく関わっているものであり、土壌の環境は私たちの食の環境でもあると言えるのです。

そのように、私たちにとって大切な存在である土壌が、有害物質などによって汚染された状態を土壌汚染と言います。汚染された土壌で育った農作物を食べることで、有害物質を体内に摂取することになり、その結果健康被害につながってしまうのです。

2 . 土壌汚染対策法の概要と目的

土壌汚染から私たちの健康を保護する目的で作られたのが、土壌汚染対策法です。土壌汚染対策法により、有害物質を取り扱っていた工場(有害物質使用特定施設)を廃止するなど、有害物質により土壌が汚染されてしまわないための対策がとられるようになりました。

また、有害物質使用特定施設を廃止したり、3000㎡以上の土地(工場跡地で土壌汚染の可能性が高い土地)の形質変更をしたりする場合などには、土地所有者が土壌汚染の状況を調査することが義務付けられるなど、土壌汚染による健康被害の拡大が進まないよう対策されています。

土壌汚染というのは目に見えるものではなく、農作物以外にも地下水を飲んだり、汚染された土壌の土や砂が手についたり口に入ったりなど、有害物質が体内に摂取される経路は複数あります。また、汚染された土壌は短期間で改善できるものではありません。かつて工場として利用された土地やその付近は、現在、工場などの利用がない場合であっても土壌汚染のリスクがあります。

土壌汚染対策法でリスクの軽減がされているとは言え、場合によっては汚染されたままの土地があるのも事実ですので、土地選びは、そのような土壌汚染によるリスクの特性を踏まえ、現在の状況だけではなく過去の土地利用についてもしっかり調べたうえで行うようにしましょう。

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