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納戸は部屋じゃない?納戸と居室の違いについて

納戸とは住宅内の居室でも、建築基準法28条に沿った基準を満たしていない部屋のことを指します。この建築基準法28条とは、部屋の開口部分の面積を指します。部屋の開口部が壁面積の1/7以上確保されていない部屋は、居住に適さない部屋として納戸扱いになります。開口部がないと空調や採光に難が発生します。

納戸は居室ではないので、施工側もコンセントや空調設備を設けず、一般的な生活する部屋としてはやや生活しにくい部屋となってしまいます。

不動産物件情報の間取りなど見ていると、リビングやダイニング、寝室などの居室以外にも納戸やサービスルームと言われる、小さな個室があることに気がつくでしょう。この納戸やサービスルームといった部屋は、普通の居室とどのような違いがあるのかを説明します。

1 . 納戸と居室の違い

納戸とリビングや寝室といった居室の違いは、先に挙げたように建築基準法第28条において開口部が面積の1/7以上設けられているかどうかです。納戸のイメージというと、2~4畳程度の部屋と、単なる小さな部屋というイメージの方もいるかも知れません。しかしそれは適切な定義ではなく、あくまで開口部がどの程度設けられているかによって違ってきます。

そのため開口部に該当する窓が、納戸には設けられていないことが多いです。家の中の部屋と部屋の間にあったり、フロアの中の片隅にある部屋などが納戸になっていることが多いです。また開口部がないだけではなく、居住用の部屋として扱われないので、一般的な部屋にある設備。つまりコンセントやテレビ回線、電話回線、エアコンのための開口部などが設けられていないことが多いです。コンセントがなければ電気設備などを使うことができないので、子供部屋として使うのにも大変不便になってしまいます。そのため納戸は一般的には、物置として使われることが多いです。

2 . 納戸とサービスルームの違い

納戸とは、戸建て物件によく見られる表記です。マンション物件の表記を見ていると納戸ではなく、サービスルームという部屋があることに気がつくでしょう。

例えばリビングダイニングに3部屋個室がある物件の場合、3LDKと表記されるのは一般的です。しかし、似たような間取りでも3LDKではなく2LDK+Sという表示になっている物件もあります。この場合のSがサービスルームです。

サービスルームと納戸の違いは厳密にはありません。納戸と同じように建築基準法第28条に適応しておらず、開口部が1/7以上設けられていない部屋のことを指します。雰囲気としては洋風な建物の納戸がサービスルーム。和風な戸建住宅などでは納戸と言われることが多いようです。

3 . 納戸の活用法

そんな納戸ですが、使い勝手がどうしても良くない部屋であるため納戸がある物件の価格や賃料は、全てが居室に適合している物件よりも価格が安くなる傾向があります。

その価格の安さを逆手にとって、住宅を安く購入したいという人であれば、納戸のある物件は狙い目と言えます。また生活している以上必ず収納スペースは必要です。通常使わないものを収納スペースに置いておくことで、居室を整理して毎日快適な生活を送ることができます。納戸を収納スペースと割り切ることができるので、納戸がある家を買えばリビングや子供部屋、書斎など普段生活する部屋を整理して、心地よい生活を送ることができます。

また家族の人数が少ないうちは納戸を子供の遊ぶプレイスペースなどにして、大きなおもちゃを置いておいたりしても良いでしょう。居室として使わないことで、色々な使い方ができるフリースペースになる点も納戸の魅力だと言えます。

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