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テップ返済

最初は無理のない返済で! 住宅ローンのステップ返済のコツと注意点

住宅金融公庫が考案した住宅ローン制度で住宅ローンの返済方法のひとつです。ローン返済開始後、最初の5年間の返済額を抑えるのが特徴です。5年経過後から段階的に返済額がアップしていくので「ステップ返済」(またはゆとり返済)と言われています。

1 . ステップ返済

マイホームを持つということは人生における憧れで、ある種の到達点という見方もできることでしょう。そしてここから新たな家族の生活がスタートするという意味合いがあり、船出とも言えるものです。この時期は出産育児に教育費もかかり何かと出費も多いです。住宅ローンの返済はこうした状況のもとで始まると想定しておいたほうが良いでしょう。
「この時期のローン返済額は少し抑えて余裕が出てきたらその分を多めに返したい」。そう考える子育て世代の方もいるのではないでしょうか。
そう考える方にご参考にしてもらいたいのがステップ返済です。

2 . ステップ返済の利用イメージ

ステップ返済は住宅金融公庫が生み出した住宅ローン制度で2000年には廃止になりましたが、民間のローンでは今でも残っているところがあります。
ステップ返済は返済当初は収入が低く、他のことにお金がかかりがちな人の利用に向いています。収入が徐々に上がって返済に余裕が持てるということが前提です。
ステップ返済で返済中でも返済期間短縮や返済額の増加などの条件変更を小まめにして、なるべく早く返済する意識を持つことです。

3 . 利用上の注意点

■返済開始時は元金が減らない
最初の5年間は利息の返済に充てられて元金があまり減りません。元金が減らないとそこからの利息も増えていくので、総額の支払いが通常のローンより多くなることになります。
また利用できる条件に20年以上の返済期間であるとするところもあります。

■収入が上がらないと厳しくなる
6年目以降は返済額が上がり負担も大きくなることから、収入が上がることを見越したものでなくてはなりません。また5年間の返済に余裕を感じてしまいその分浪費が多くなり、返済額アップ後に耐えられないということも避けたいものです。
計画をしっかり立て、最初の5年間に貯金を殖やしておくぐらいの気持ちでいるべきでしょう。

4 . 今楽するか後で楽するか

ステップ返済は決して返済が楽になるというものではありません。今楽していれば後が大変になるということは考慮すべきことです。経済的、返済する身になっての精神的側面からどっちがより良いものか判断します。
必要であれば借り換えや、繰り上げ返済という手段を選べるようにしておくことです。

ステップ返済はローンの支払い開始当初は返済の負担が少なくできます。そこからどう生活の基盤を整え、後からの返済額アップに備えるかがカギとなります。返済の過程に想定できるライフステージの変化も考えつつ、どういった返済プランが適しているか選ぶことです。

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